階段昇降機とは
階段昇降機の主な利用者
階段昇降機はその名のとおり、「階段を昇り降り」するためのリフトです。健康で年齢的に若い状態であるなら、日常生活で遭遇する階段の昇り降りは苦もないことでしょう。しかし、ご高齢者やお身体の不自由な方などにとっては、僅かな段差であったとしても大きな問題となります。そのような問題点を解消するため、いす式の階段昇降機は階段の昇り降りでお困りの方に多く利用されています。
- ご高齢で階段の昇り降りが不安な方
- 病気を患い心臓への負担に配慮される方
- 階段を安全に昇り降りされたい方
- 階段の昇り降りで転落・お怪我された方
- ご家族など介助の負担を軽減させたい方
- お身体の不自由な方
また、階段昇降機は個人宅のみならず、学校や病院・駅や公共施設など様々な場所に設置されています。特にご高齢の方が多く集まる福祉施設や介護施設、定期的に不特定の方々が集う教会などでのご利用も近年は増加傾向にあります。


階段昇降機の役割とは?
お身体が不自由で日頃から在宅介護などを受けられていたり、ご高齢やご病気で身体状況(運動機能)に大きな変化が生じた場合などは、日常生活の中で遭遇する 階段移動が大きな負担となってしまいます。そのような状況において、いす式の階段昇降機は高い安全性を確保しながらも、お身体への負担なく手軽に階段の移 動を可能にします。現在は自力での階段移動が問題ない方であっても、日常生活における階段での不意な事故や怪我などの心配は尽きません。そのような問題を 未然に防ぐという大きな役割を階段昇降機は担っています。


お身体への負担軽減、転落防止のために
「ご高齢による運動能力の衰えで階段の昇り降りがつらい」、「自力歩行が困難でご家族の介助や介護サービスを受けている」、「お怪我やご病気により階段の昇り降りで苦労している」、「お身体に障害をお持ちである」など、様々な要因で階段の昇り降りに問題を抱えている方が多くいらっしゃいます。


一人暮らしや日中ご家族の方がご不在の場合、高齢者やお怪我などで思うように足を動かせない状態ならば、自力で階段を昇り降りすることが出来たとしても、何かの拍子に階段から足を踏み外してしまう可能性もあり、他に誰もいない状況で階段から滑落・転落する危険性が高まります。
階段昇降機は、椅子に座った状態で安全に階段を昇り降りすることが可能で、ご利用されることによりお身体への負担も大幅に軽減され、意図せず階段から足を踏み外してしまうなどの危険も未然に回避することが出来ます。安全面や利便性などを考慮するのであれば、積極的に階段昇降機をお住まいなどに取り入れていくべきでしょう。
生活環境の改善に役立ちます
ご病気やお怪我などにより階段の昇り降りが困難となってしまうと、まず迫られるのは今までの生活空間の見直しです。一般住宅で2階・3階に居住スペースがあるような場合は、階段を昇り降りする必要性を無くすため、居住スペースを1階に設けるなどの対応が必要となります。
しかし、長年お住まいになられているご自宅に愛着を持たれていたり、歩行は問題なく階段の昇り降りだけ支障があるような場合には、やはり出来るだけ2階・3階で生活を継続したいとのご意向も多く、単純に居住スペースを1階に移動させれば良いというものでもありません。
また現在、ご家族の手を借りて階段の昇り降りをされているのであれば、近年よく話題になる「家族の介護疲れ」なども憂慮すべき点です。階段昇降機は椅子に座れさえすれば、ほとんど誰かの助けを借りることなく階段の昇り降りが可能になります。そのため、ご家族の肉体的・精神的負担も軽減され、介護する側・介護される側ともに、気持ちのうえで余裕を持った生活が送れるようになります。


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